DETAIL
ミスディレクションの天才・スライディーニの弟子が明かす、最高のサロン・マジックの秘密。
いつの時代もすたれないマジックがあります。
このマジックは過去数十年にわたり、プロ・アマを問わず様々なマジシャンたちが鉄板のレパートリーとして演じてきました。
そして数十年後にも必ず演じるマジシャンがいると断言できるマジックです。
それだけ面白いものなのに、外見の単純さにだまされてポイントを押さえずに演じられてしまうことも多いこの演技。
それならば、とノウハウのすべてを解説したDVDを翻訳しました。
ミスディレクションの王様、トニー・スライディーニが作り出した傑作サロンマジック「紙玉のコメディ」。
とても有名なマジックですが、概要は次のとおり。
舞台にあげた観客に「手に持った紙玉を消す」と言ってトイレット・ペーパーを丸めた玉をどんどん目の前で完全に消していきます。
…が、実際は紙玉をその観客の頭の上に次々と飛ばしていっているのです。
その観客にとっては完全なマジックですが、客席からはすべてが見えているので会場は大盛り上がり…。
紙玉は完全に消えたり、消えたと思ったら手に持っているトイレット・ペーパーの上に移動していたり、様々な動きをします。
そして最後には特大サイズの玉まで…。
この抱腹絶倒な演技で使われているテクニックは一見単純ですが、その裏には非常に細かいノウハウがたくさんあります。
ミスディレクションのコツ、観客の選び方、心理面のケア、失敗したときのフォローなどなど。
スライディーニの最後の弟子であるトニー・クラークが、それらすべてを段階的に解説します。
このマジックの優れた点は、たくさんあります。
例えば…
・トイレット・ペーパー(もしくはティッシュ・ペーパー数枚)だけで演技可能なこと。
・正しく演じれば必ず笑いを取れる構造になっていること。
・少人数から大人数まで、どんな場面でも演じられること。
・毎回異なる反応が返ってくるので、毎回「生きたやり取り」が楽しめること。
・マジシャンとして、ミスディレクションの威力をとことん感じられること。
・人とのコミュニケーションを通じて演技を楽しく盛り上げられること。
ボーナスとして、子ども向けに行うキッズ・ショーバージョンも収録。
マウスコイルなどを組み合わせて、楽しい演技に仕立てています。
(滝沢敦)
トニー・クラーク
アメリカ、カリフォルニア州生まれ。
6歳の頃よりマジックをはじめ、若手時代から多くの賞を受賞する。
1988年にSAM(アメリカ奇術協会)の大会での受賞を機に、海外での活動を開始する。
1994年にはステージ・マジシャンズ・オブ・ザ・イヤーにノミネートされ、翌年1995年にメルボルン・クリストファー・アワードを受賞する。
ハリウッドで最初のマジック・コンサルタントとして活躍。
アメリカの数多くのテレビで活動し、ニコラス・ケイジをはじめとする多くのタレントのディレクションを勤めている。