DETAIL

「本当に素晴らしいカードマジックばかりが、ここに詰まっている」
この「カード・ミラクルズ」シリーズも、ついに7巻目に突入しました。
今回も珠玉のクラシック・マジックが勢ぞろいで、クロースアップ・マジックの名手であるマイケル・アマーが演じるのですが、今回はちょっと違います。
クラシック・マジックという時代の風化を乗り越えた名作に、マイケル・アマーの巧みなエッセンスが詰まっているのです。
是非とも見て頂きたいのは、手先の技術や演技の手順だけではなく、演じるマイケル・アマー自身と観客との距離感。
クラシック・マジックは手順に無駄が無く、非常に巧妙であることが多いのですが、それに加えセリフが演技全体とマッチしているのです。
だから、演技に違和感が感じられません。
ずっとカードをめくってばかりの長くなりがちな手順であっても、観客が演技に引き込まれるように絶妙な間をとるので、見ていてまったく飽きません!正直なところ、「クラシック・マジックをここまで面白く演じることができるのか」という感動が多く、楽しく翻訳できました。
このDVDは入門者を対象に作られています。
しかし、いい入門者むけの素材というものは、ちょっと目がこえた人でもたくさん学べるところがあるものなんだ、というのに改めて気付かされました。
(和泉)
ツー・シャッフル・ハリー(ハリー・ロレイン、ブラザー・ジョン・ハーマン)
ダイ・ヴァーノンの傑作、トライアンフにさらに捻りを加えたマジック。
2枚のカードをトライアンフ状態で当て、さらにスプレッドしたその他のカードも赤と黒に分かれてしまいます。
パーフェクト・ストップ・トリック(エドワード・マーロー)
適当にカットした場所の1枚。
そのカードの数字の枚数だけデックをめくっていくと…観客のカードが出てきます!
スミス・ミス(フレッド・スミス)
偶然の一致をマジシャンを引き起こし、その一瞬のインパクトを感じ取ってもらえるマジック。
まず2枚引いて貰い、戻して十分まぜてもらいます。
山を2つに分けて両方を同時にめくっていきますが…。
マインド・リーディング・チキン(ラモント・リームス)
普通のカードマジックにそぐわない道具を使うことによって、観客が感じる体験の臨場感を上げます。
本物のタマゴを使ったカード当て。
引かれたカードが、本物のタマゴを使った意外な方法で当てられます。
オールウェイズ・カット・カード(ラリー・ジェニングス)
シンプルゆえに目を見張る、一瞬の現象。
バラバラに入れたエースが、怪しい動作を一切せずにトップから現れます。
シックス・カード・ロイヤル(ドグ・エドワーズ)
マジックをやります…と言っておきながら「演技のワク」の外で現象を起こすタイプのマジック。
この種のマジックは「舞台の上でおこる不思議」が急に「日常」に入り込んでくる臨場感があります。
「3枚使ってマジックをやります」と言ってカードを数えると、手元のカードは4枚。
1枚捨てて数えても、4枚。
これを何度も繰り返しますが…。
フューチャー・デック(ジャック・フォスバーグ)
見えていることと実際に行う内容を反転させたメソッドの巧妙さは、さまざまなマジックに応用できます。
マジシャンの予言が、完全にフリーチョイスのカードと一致します。
カード・アクロス(マイケル・アマー)
クラシックなマジックにさらに不可能性を加えようという試み。
観客の手の中のカードが、別の観客の手の中に移動する…。
今回はさらに観客に選んでもらったカードを移動させます。
2000ダラー・トランスポ
シンプルで怪しさのない、不可能性の高いカードの入れ替わり。
とてもクリーンです。
チーターズ・ポーカー(アラン・ウェイクリング、ジム・ステインメイヤー)
世界屈指のイカサマディーラーが4人集まり…。
という話でスタートするギャンブルマジック。
カラー・チェンジング・デック(ポール・カリー)
こちらもクラシックなテーマにさらなる不可能を加えたマジック。
まずデックの色が変わり、次にジョーカー、最後に観客の選んだカードの色が変わります!