Daydream Believer

２００セット限定生産

こんにちは。

A Study In Secretsの新沼研です。

今から約8年前、私の名前を有名にしてくれた一つの作品があります。

その作品の名前は「Daydream」

観客が「思ったカード」だけが、「現実化」して白いカードに現れるという、シンプルながら、強烈なカードマジックです。

「Daydream」は完成された一つのマジックなので、これをさらに弄ろうとは全く思わなかったのですが、ひょんなことから、同種のテーマに再び取り組んでみたいと思ったのです。

出来上がったのは、私自身も想像していなかった全く新しい「Daydream」でした。

あなたは二組のトランプを取り出します。

一組は赤裏で、普通のトランプ。
もう一組は青裏で、表だけ白いトランプ（ブランクデック）です。

あなたは観客に赤裏のトランプをシャッフルしてもらいます。

青裏のブランクデックをテーブルに広げ、観客に一枚自由にカードを選んでもらい、そのカードだけ裏向きにしてもらいます。

二組のトランプを並べ、トップから一枚ずつ、表向きに配っていきます。

先ほど、観客が裏向きにしたブランクカードのところまで配ります。
その時、同じタイミングで配られた赤裏のカードが「ハートの7」であったとします。

「隣のカードは偶然ハートの7ですね。あなたの選んだ白いカードもハートの7になることを想像してください・・・」

あなたは指を鳴らし、先ほど裏向きにしたブランクカードを表向けると、なんと青裏のカードの表にも「ハートの7」が現れているのです。

赤デック、青デック共に観客に調べてもらうことができます。

「Daydream Believer」の特徴は、静かで美しく、そして強烈な不思議を伴ったクライマックスです。

「新しいDaydream」を創るに当たって、まず決心したのは、「ゼロ」からのスタートでした。

「Daydream」の精神を引き継ぎながら、現象もタネも、全てイチから考え直すことにしたのです。

「Daydream」では、二つのデックは観客に調べてもらうことができません。「Daydream Believer」では、演技後に、使った二つのデックを改めてもらうことが可能です。

さらに、通常のデックは他のカードマジックを演じることも可能です。

あなたはレギュラーデックで演じられるお好きなマジックを幾つか演じた後に、最後に、「Daydream Believer」を演じることができるのです。

「Daydream Believer」を演じるためには、レギュラーデックが一組必要です。