スーパーショーダウン(根本毅訳)【廃版商品】

（ミスターマジシャンカタログ説明文より）
スーパーショーダウン
１９７４年、私はショーダウンという奇術を世に出しました。
これはいわゆるテンカードポーカーディール（１０枚のカードを使って行うポーカーディール）の１バリエーションで、２枚の種カードを使うものです。
基本的には、ダブルエンド（上と下のインデックスが違う種カード）の種カードをそれぞれのポーカーハンドに１枚づつ配り、客にどちらかの手を選ばせるが、種カードを向ける方向によってこれがジョナカード（Jonah Card）となり必ず客が負けるというものでした。
私はこれをテンカードディールの究極の手順と宣伝しました。
これに対して多くの著名なマジシャンから好意的な評価をいただきました。
幾人かの方には、私の最高のパケットトリックだとまでお褒めいただきました。
Magic誌【１９９４年３月号】のFlim Flamに於いてボブファーマーはこれを６つの偉大なテンカードディールの１つに選んでくれました。
これは大変名誉なことだと思っています。
氏は「ニックトロストは他のいかなる人よりも賢い手順と新手法を捜索している。たとえ、ジョナカードの原理を知っていたとしても不可能に思えるものである。」と推薦してくれています。
スーパーショーダウンは、オリジナルのショーダウンの手順を一歩進めた手順です。
第二段にある五つの手を交換するやり方はスチュアートジェイムスの「Pokericulum」よりヒントを得て組み立てたものです。
皆さんもこの四段からなる手順を楽しまれることを願っています。